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2021.11.29

腸活チャレンジ!~まずはじめに知っておきたいこと~

■心とカラダのあらゆる問題は、「腸」に通ずる

「病は気から」という言葉を、みなさんもどこかで聞いてきたのではないでしょうか。
では逆に、カラダの問題が心に影響することもあるのはご存知でしょうか?

たとえば「うつ」や「イライラ」「無気力」といった心の問題も、実はカラダの不調が発端となるケースも少なくありません。

腸は、ただ単に「食事で食べたものを消化・吸収するところ」ではないのです。
カラダ全体の免疫細胞の約6割が腸内に存在するほか、腸内の神経細胞は約1億個もあり、『第二の脳』と言われるほどの機能を持っているのです!
そのネットワークによって、カラダのあらゆる臓器に影響を与え、脳すらコントロールしている可能性も…!!
今回は、腸を通して健康なカラダを手に入れるためのヒントを探してみましょう!

■知って驚き?!腸のあれこれ

腸のきほん①腸の広さ、大きさはどのくらい?

腸は大きく小腸と大腸の2つに分けられます。
日本人の平均的な腸の長さは小腸が約6m、大腸が約1.5mで部の総面積はテニスコート1面分に相当する広さと言われています。
腸は身長の5倍ほどの長さと、広大な表面積を活かし、私たちが口にする栄養素を効率よく消化・吸収できるようになっているのです

腸のきほん②腸内にいるおともだち

最近よく耳にする『腸活』というワード、みなさんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
腸活とは主に、腸内環境を良くすることを指します。では腸内環境ってなんでしょうか?

私たちの腸内の環境を左右するもの。それは約100兆個も存在するといわれる「腸内細菌」が大きなカギとなるのです。
腸内細菌は、宿主であるヒトと共生し、食物から得る栄養素をエサに発酵することで増殖します。腸壁の粘膜にびっしり生息しているため、まるでお花畑(フローラ)のように見えることから、「腸内フローラ(腸内細菌叢)」とも呼ばれ、総重量はなんと約1.5kgにもなります。

腸内環境は、その機能から大きく「善玉菌」「日和見菌(ひよりみきん)」「悪玉菌」の3つに分類されます。
日和見菌は割合の多い(優勢な)方に味方するので、常に善玉菌が多くなるような食事を心がけることが腸活のポイントになります。逆に悪玉菌が優勢になってしまうと、腸内環境が一気に悪化し、さまざまな弊害が起こってきます。

■腸がよみがえる!LETS食事改善!

腸活の第一歩①腸内細菌

私たちの腸内環境はとてもデリケートで、加齢とともにバランスが崩れていきます。とくに大きな影響を与えているのが、食事なんです。
まず、腸に入ってきた食べものは腸内細菌のエサとなり、「発酵」「分解」されることでカラダに吸収しやすい物質に変化します。この時につくられる物質が、食事内容によって大きく変わり、カラダに影響してくるのです。

STEP1 食べる…絶えず流れてくる食べ物を腸内細菌がキャッチ

STEP2 腸内細菌のエサになる…腸内に入ってきた食べ物を発酵・分解。

STEP3 さまざまな物質をつくる…腸内細菌がカラダに吸収しやすい物質をつくる。

カラダに良い影響を与える善玉菌は「バランスの良い食事」を好みます。野菜や果物が大好物で、腸に入ってくると乳酸やビタミンB群などカラダに有益なな物質をつくり出します。逆にカラダに悪い影響を与える悪玉菌は、高脂質や高カロリーの偏った食事の過剰摂取が好物。便のいやなにおい成分のアンモニアやアミンなどの有害な物質を生成する原因となりうるのです。

腸内細菌は、人が死ぬまで腸のなかで食べ物をエサとして生きています。つまり、食事は腸内細菌を善にも悪にもする大切なパートナーなのです。

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腸活の第一歩②健康な腸を目指すために

よい腸内フローラとはどのようなものか。善玉菌がたくさんある状態が良いと思われがちですが、実は割合が多いだけでは不十分なのです。
健康な腸の条件は、腸内細菌のバリエーションが多いこと。種類が多いほど、腸の粘膜のバリア機能が高まり、外から入る細菌やウイルスに対しての免疫力がアップするのです。健康な腸を目指すためには、1日にとる食品の数を増やすことが大切です。

善玉菌が育ちやすく、腸の味方となる食品を紹介
①悪玉菌の増殖を抑える…「発酵食品」

発酵食品は、善玉菌を刺激して腸のぜん動運動を活性化させます
主な食品はヨーグルト、味噌、納豆
ほかにも
調味料:しょうゆ、塩麹、酢
漬物 :ぬか漬け、キムチ、ピクルス
その他:甘酒、チーズ、ワイン、かつおぶし

②水分を引き込んで便を柔らかくする…「水溶性食物繊維」

食物繊維は、加齢とともに乱れがちな腸内環境のバランスを整えま
主な食品は海藻、ごぼう、もち麦
ほかにも
野菜 :オクラ、かぼちゃ、モロヘイヤ
果物 :アボカド、キウイ、ドライいちじく
その他:そば、納豆、ライ麦

③乳酸菌を増やしてお腹の調子を整える…「オリゴ糖」

オリゴ糖には、ビフィズス菌などの乳酸菌のエサとなって善玉菌を増やす効果があります。悪玉菌のエサにならないため、効率よく善玉菌だけを増やすことができます。

主な食品はバナナ、玉ねぎ、はちみつ
オリゴ糖は腸のために積極的にとりたい栄養素ですが、とりすぎると便がゆるくなることもあるので、とりすぎ注意です。

④抗酸化作用でがん予防にも効果的…「EPA・DHA」

EPAやDHAは、体内で産生できないため食事からとる必要があります。腸の中の炎症を鎮め、善玉菌が増えやすい腸内環境に整えだけでなく、潤滑油として便の通りをよくする効果も期待できます。
主な食品は青魚、鮭、アマニ油

1日の食事で偏りがないように、バランスよくとり入れるのがポイントです。食事のバランスを常に考えるのが難しいという方は、サプリメントで補うのもいいです。ただ、口に入れるものは腸内細菌のエサになり、腸内環境とともにカラダへ影響することを考えると、サプリメント選びはとても大切になります。詳細はまた今度♪

■腸が整う生活習慣

生活習慣①あなたは腸の経営者!

腸活は食事だけでなく、正しい生活習慣が欠かせません。いわば自分のカラダをマネジメントするのと同じこと。良いエサを与えるだけでなく、良い環境を与えることもカギになってくるのです。

生活習慣②ホワイト運営?ブラック運営?

腸は正しく働かせてあげないと、不満が高まり、環境状態が悪化して「ブラック運営」と化します。では腸に気持ちよく働いてもらうためにはどうしたら良いのでしょうか。腸の主な仕事は、空腹時の運動と食事時の運動です。
腸は食事が入ってくると動きが小さくなり、空腹を感じるあたりの食後4時間ほどで「腸のお掃除タイム」と呼ばれる強収縮が始まります。

つまり、腸に重要なのは、空腹時間をつくること。腸は睡眠中にも動いているため、食事は夜20時までに済ませ、4時間後の深夜0時からそうじを始めるのがいいでしょう。遅い時間に夜食を食べてしまうと、腸は深夜労働をするハメになり、次の日以降の活動を妨げる原因となります。
腸内を「ホワイト運営」にするためには、腸の空腹時間を意識して、間食を避け、規則正しい生活を送ることが大切です。

いかがでしょうか。腸活といっても、何かひとつを変えるだけではなく、つながりのある点と点を結んで、線にしていくことがとても大切です。
食事とカラダは切っても切り離せない関係です。食事だけでカラダを変えるだけではなく、生活習慣はもちろん、骨格や姿勢にも意識して、健康的なカラダづくりを目指しましょう。

生活習慣③悪い姿勢は代謝が落ちる

長時間猫背でいるとエネルギー代謝は悪くなります。その結果、体脂肪を燃焼させるホルモンが不活性化…!肥満や生活習慣病を引き起こします。

一定の位置から動かない状態は、消化器官の胆汁の動きを悪化させ、有害物質が滞ることでがんを引き起こすきっかになります。

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当店おすすめのメニュー

・猫背矯正

猫背矯正は骨格の中での上半身の歪みを整え、正しい姿勢に導きます。

・骨盤矯正

骨盤矯正は身体の土台となる骨盤の左右の歪みや、ねじれをみた上で、筋肉に刺激をし緩めていくことで改善に導きます。

当サロンでは、矯正メニューに加えて栄養学に基づいたお食事の指導をさせていただいております。ダイエットはもちろん、「健康的寿命を延ばす」ことを目標にし、お客様のサポートをさせていただきます♪

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