【目次機能】
■体脂肪ってなに?理解して健康なカラダを維持しよう!!
みなさんこんにちは♪名古屋伏見駅1番出口すぐの骨盤ストレッチ整体bの木原です。
今回は体脂肪についてです。体脂肪と聞くと、いったい何を思い出すでしょうか?「体脂肪率を減らしたい」という方も多いとは思います。ダイエットをしている方からすれば、「体に不要な悪の存在」に思えるかもしれません。しかし、脂肪にも大切な役割があります!体脂肪について正しく知り、理解したうえで適正値や体に及ぼす影響、減らし方や意識しておくべきを知っておきましょう!
【体脂肪とは?体脂肪の種類と働き】
体脂肪とは体に蓄えられた脂肪のことで主に脂肪細胞に蓄えられています。また、体脂肪率とは、体重に占める比率をパーセンテージで表したものです。体脂肪と一言で言っても、皮下脂肪と内臓脂肪があり、それぞれのつきやすさと落としやすさはまったく違います。
脂肪細胞は、体の機能を正常に保つために必要なホルモンなどの物質を作り出しています。
女性にとっての体脂肪は正常月経の維持、妊娠・出産などに不可欠です。また、エネルギー源を貯蔵して体温を保つ働きや、外部からの衝撃から内臓を守る役目もあります。
■皮下脂肪と内臓脂肪はどう違う?
『つく場所が違う2種類の体脂肪』
一言に体脂肪と言っても大きく2種類。①全身の皮下につく皮下脂肪②内臓の周りにつく内臓脂肪です。皮下脂肪とは体全体を覆うようにつく脂肪で、外気温や体にかかる圧力を受け止める役割を果たしています。体全体が太って見えたり、ぽっちゃりして見えたりするのは、この皮下脂肪が原因です。
それに対して体の奥深くにつくのが内臓脂肪で、こちらは内臓の位置を固定する役割を持っています。内臓脂肪が増えると、内臓の集中するお腹がポッコリと出てきます。
【内臓脂肪のリスク】
皮下脂肪と内臓脂肪で増えすぎると問題になるのは、内臓脂肪の方です。内臓脂肪は皮下脂肪より活性度が高く、脂肪細胞からさまざまな物質を分泌して体に影響を与えるからです。肥満の人の中でも内臓脂肪型の肥満は男性に多い傾向があります。男性は内臓脂肪でお腹がポッコリと出ている人が多いのに対し、女性は皮下脂肪で全身がふっくらしている人が多いでしょう。これは女性が妊娠をして赤ちゃんを産むという体の作りの違いからくるものです。
いずれにせよ、男性で肥満に人は内臓脂肪型肥満の場合が多いので、特に注意が必要です。ただ、皮下脂肪型肥満の人も内臓脂肪の絶対量が多ければ同じことなので、安心はできません。CTスキャン画像で内臓脂肪は確認することができますが、この目安となるのひとつがBMIです。
【自分のBMIを知ろう】
体脂肪率は市販の体重計で計ることができます。体に微弱な電流を流して抵抗を調べることで体脂肪の量を測定する仕組みの機械です。ただしおおよその推定値なので、目安として捉えておいてください。また、体重計で計れるのは体脂肪全体の量で、高性能なものでなければ、そのうちどれだけが皮下脂肪や内臓脂肪なのかを知ることはできません。
一方、もっと簡易的な肥満度の目安としてBMIも用いられています。BMIとは身長と体重から算出した体格指数のことで、身長に対して体重が重いのか軽いのかを表したものです。この数字は男女共通で22がもっとも病気を発生しにくい適正体重され、25以上になると糖尿病などのリスクが高いといわれています。あくまで目安ではありますが、肥満と判定されるようなら改善すべきでしょう!
BMI算出方法BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
例えば、身長160cm、体重60kgの場合、60(kg)÷1.6(m)÷1.6(m)=23.4
出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
■体脂肪が増える理由「食べる量と消費量」
体脂肪が増えるのは食べすぎが原因に他ならないですが、それならばできるだけ食べないほうがいいのか、と言ったらそういうわけではありません。人間は生きていくために食べ物からエネルギーをとる必要があります。つまり、生きるために消費するエネルギーと食べ物から得るエネルギーの収支が問題なのです。体が必要としている以上のエネルギーを摂れば、それは体脂肪となり蓄積します。私たちが生きていくのに必要なエネルギーは3つあります。①基礎代謝②生活活動代謝③食事誘導性代謝の3つです。
①基礎代謝…生きている間、常時行われる心臓の鼓動や呼吸などの活動
②生活活動代謝…生活や運動などみずから体を動かす活動
③食事誘導性代謝…食べたものを消化・吸収するための内臓活動で消化されるエネルギー
このうち自分の行動で自由に変えられるのは生活活動代謝だけですが、その消費エネルギーは全体の30%にしか過ぎません。「昨日の2倍運動をした!」と言って食事の量を2倍にすれば、明らかに摂取エネルギーがオーバーです。体脂肪が少しでも増え始めたら、摂取エネルギーの過剰サインとみておきましょう!
基礎代謝は自分で意識しなくても常に消費されるエネルギーで、言ってみれば自動的に消費され続けるエネルギーです。これは年齢によって変化し、10代後半をピークにあとは落ちていきます。筋肉は脂肪の約3倍もエネルギーを消費するため、筋肉をつけることで効率よく基礎代謝が増え、エネルギー収支を改善できるというわけです。
■太る仕組み、「血糖値」と「食べる総量」
血糖値の乱高下が続くと、①肥満②気分のムラ③糖尿病のリスク
『血糖値急上昇を避けるポイント3つ』
STEP1…食べる順番はベジタブルファースト/カーボラスト
STEP2..食後30分~1時間以内に運動をする
STEP3…低GI、高GI食品を知っておくこと。意識をすること。
食物繊維を先に食べることで、血糖値をコントロールできます。いきなりパスタ、丼もの、ラーメンなどを食べる方は要注意。食べる前に生のお野菜などを積極的に摂るようにしていきましょう!食後に軽く動くことで血糖値の急上昇を緩やかにすることができます。激しい運動でなくていいので、家事をする、地下鉄に乗る際に階段を使う、一駅分歩いてみるなどを意識していきましょう!低GIや高GI食品については、調べるとすぐ出てくるので、日々の中で意識していただけると良いでしょう!
食べる順番以上に大切な『食べる総量』
POINT1…炭水化物の摂りすぎは脂肪の増加に!
POINT2..脂質の摂りすぎも脂肪の増加に!
POINT3…どちらも「摂りすぎない」ことが大事!
「糖質制限」という言葉を聞いたことがあるでしょう。炭水化物は体内でブドウ糖に分解され、エネルギーとして使われなかった分は体内でブドウ糖に分解され、エネルギーとして使われなかった分は中性脂肪として蓄えられます。炭水化物の摂りすぎが脂肪の原因であることは間違いないでしょう。ただ、脂質の摂りすぎも体脂肪の原因にはなるので、少し気をつけたいところです。脂質は体内で脂肪酸に分解され、使われなかったエネルギーは中性脂肪として蓄えられます。
なお、炭水化物を極端に制限すると、体は危機を感じて「エネルギーは使うより貯める」という省エネモードになります。こうなると、余計体脂肪がつきやすくなってしまいます。2011年には米国の科学詩で「低炭水化物・高たんぱく質」の食事が大腸がんのリスクを高めることが指摘されました。炭水化物を「減らしすぎる」のも問題と言えるでしょう。
■体脂肪を減らすために私たちがお手伝いできること
『食事栄養指導・ファスティングサポート・ハイパーナイフでの施術』
① 食事栄養指導…酵素栄養学に基づく栄養、食事のアドバイスが可能
②ファスティング指導…酵素栄養学に基づくファスティングアドバイス・サポートが可能
③ハイパーナイフ…脂肪分解を促す「ハイパーナイフ」の施術が可能
『ハイパーナイフでのお客様の変化』
約6か月での変化
■オレアノール酸とビタミンBが重要!
施術で私たちができること+施術で難しいこと(お客様しかできないこと)が重要!
ご来店時には一人一人に合わせて、食事のアドバイスもしております。脂肪を燃やすためには、37兆個の細胞の中にいるミトコンドリアの活性がポイントになりますので、その部分はしっかりとアドバイスしていきます。オレアノール酸については近々Instagramにて載せていこうと思います。
■さいごに「体を変えるには食事が8割」
『まずやるべきことは加工食品を減らすこと、定期的なファスティング!』
様々なことをお伝えしましたが、簡単にまとめると「加工食品を減らす」ことです。つまり、避けるべき食べ物と栄養を意識することで、代謝はUPし脂肪が燃えていき、自然と健康的に痩せていくでしょう。お肌もにもツヤやハリがでてきて、肌トラブルも少なくなるはずです!脂肪を唯一燃やしていく「ミトコンドリア」も栄養が無くては働いていきません!その上で日常的にファスティングを行うことで、腸内環境を整え、入れた栄養も吸収しやすくなります。ファスティングは定期的に行うことが必要です。毎日16時間の空腹時間をつくることも「ファスティング」なので、これを機に、栄養のことを考える方、カラダのことを思いやれる方、ファスティングをされる方が増えると嬉しいです!
当サロンは栄養指導、ファスティング指導もしております!ファスティング指導はこちら
ご予約はホームページのトップからお願いたします。
スタッフ一同お持ちしております。
参考文献
眠れなくなるほど面白い 体脂肪の話 2019年9月
厚生労働省ホームページ