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2023.03.03

身体が痩せるしくみ

痩せる=体重が落ちることをイメージしますよね。

体重がおちたとしても、実際には筋肉が減っていて脂肪の量は変わっていなかったとしたら、それは痩せて綺麗になったとは言い切れません。

『痩せる=脂肪が落ちる』 が理想的ですよね。

そこで今日は脂肪が落ちる仕組みをお伝えさせていただきます。

 

ミトコンドリア活性化で脂肪燃焼

私たちの身体で脂肪を燃焼することのできる器官は唯一『ミトコンドリア』だけになります。

ミトコンドリアは、ほとんど全ての細胞の中に存在する細胞小器官の1つで、ATPというエネルギーを作ってくれます。

このATPを作る過程で、私たちの身体の中にある糖質やタンパク質や脂質が必要になります

簡単にお伝えすると、ミトコンドリアがATP(エネルギー)を作る際に身体の脂肪を使って燃やしてくれているということです^ ^

 

普段から糖質・脂質をたくさん食べてしまっていては

食べた栄養をエネルギーに変えてしまう為、なかなか身体についている脂肪を使うことができません。

糖質・脂質不足気味にすることで、体内に蓄えられている脂肪(脂質)をエネルギーとして使えるようになるという仕組みです。

ただ、残念なことに『ミトコンドリア』は、20代を境に徐々に働く能力が減っていき、40代頃になると、ミトコンドリアの数自体が激減すると言われています。

そうなると、いかにミトコンドリアを活性化できるかが代謝UP、脂肪燃焼の鍵となってきます。

脂肪を燃焼させるミトコンドリアを活性化させるポイントを紹介していきます。

1.筋肉量を増やす

yoga

ミトコンドリアは先程もお伝えしたとおり、細胞に住んでいます(存在します)。

細胞の中でも特に多く存在するのが、『筋肉細胞』です。

筋肉を動かしたり鍛えたりすることで、筋肉量が増えると、ミトコンドリアの住む場所(お家)が増える事になります。

そうすると、ミトコンドリアが活動しやすくなったり増えやすくなったりします

運動習慣を増やし、筋トレやヨガやピラティスなどで筋肉を活性化させましょう!

 

2.細胞を綺麗にする

ミトコンドリアは筋肉細胞に住んでいる為、『細胞』を綺麗にしておく必要があります。私たち人間も汚い部屋で仕事はしたくないし、捗らないし、やる気も失われてしまいますよね。これはミトコンドリアも同じです。ミトコンドリアのお部屋(細胞)が汚れていては活動パワーも減ってしまうし、逆にお部屋(細胞)が綺麗だと働くパワーが湧いてきます。では細胞はどのようにして綺麗にすれば良いのでしょうか?

 

ファスティングをしよう

ファスティング 断食

 

ここでおすすめなのがファスティングです!ファスティングを行う事で、腸内に棲む善玉菌の数が増え、老廃物を排泄することで腸内環境が整い綺麗になります。そうすると、その先に続く『血液や細胞』も同様に綺麗になっていきます。ファスティングこそ、細胞のデトックスの近道です。

やり方は色々!

●朝だけを置き換える朝ファスティング

●夜だけを置き換える夜ファスティング

●朝昼or昼夜or夜朝を置き換える半日ファスティング

●朝昼晩置き換える1日ファスティング

●2日間置き換えて回復食まで行う 計5日間プラン

などなどやり方は様々です。まずはすぐできる朝の置き換えから始めることをおすすめします。前日の夜を20時までに終わらせて、次の日の12時までの16時間の空腹時間を作りましょう。こうすることで、古くなった細胞が掃除され、新しい細胞を作ってくれます(オートファジー)

 

3.飢餓状態を作る

ミトコンドリアはATPという熱(エネルギー)をつくってくれます。その為常に厚着をしていたり、常にもこもこの靴下や毛糸のパンツやカイロなどで外から温め過ぎてしまうとミトコンドリアは熱(エネルギー)を作る必要がないと判断してしまい、熱(エネルギー)を作らず働かなくなります。逆に、少し薄着で過ごして身体にエネルギー不足を感じさせると、ミトコンドリアが働き熱(エネルギー)を作ってくれるようになります。酵素の活動量と体温は深い関わりがある為、痩せたいなら、外から温めるばかりではなく運動をしたり身体を動かすことで体温を上げていきましょう。

 

脂肪を燃やす為の栄養

ミトコンドリアが働くことで脂肪を燃焼させることができるようになるのですが、ミトコンドリアを働かせるための栄養がいくつか必要になります。

 

1.ビタミンB群

ビタミンB群とは、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種の総称です。

ビタミンB群はどれかひとつだけでは効果を発揮しにくく、お互い助け合いながら働きます。ゆえにビタミンB群は一緒に摂る(複合体)のが望ましいかたちです。ビタミンB群は現代で不足しやすい栄養素のひとつといわれます。その理由としては以下のような点が考えられます。

 

精製・加工・保存された製品

精製・加工・保存された製品によってビタミンB群は減ってしまいます。なるべく精製されていないものを選ぶ(白米よりも玄米)、加工食品を避けて自炊を増やすなどでビタミンB群を増やしていきましょう。

 ビタミンB群の消費量が増えている

精製された白い食べ物、ストレス、過度のアルコール摂取、妊娠、授乳、加齢、過食等でビタミンB群消費量が増えます。消費されてしまう分しっかりと補う意識をもって過ごしましょう。

抗生物質の長期服用

ビタミンB群は腸内の細菌がつくってくれますが、抗生物質を長い期間飲んでいる人は、腸内の細菌バランスが乱れビタミンB6等の合成量が少なくなります。

ビタミンB群を多く含む食品

ビタミンB群を多く含む食品は酵母、レバー、未精製の穀物、肉、魚介類、野菜などです。色々な食品に含まれています。大切なことは何かに偏ることなく複合的に摂取することです。バランスを意識して同じものばかりを食べないように心がけましょう。

 

2.ミネラル(鉄、亜鉛、マグネシウム)

ミトコンドリアを働かせる栄養で必要なものとして鉄、亜鉛、マグネシウムのミネラルもあげられます。ミネラルとは元素記号のH.C.O.Nを除くもの全てをいい、鉄、亜鉛、マグネシウムは全てミネラルと言われています。ミネラルの中でも鉄は血液の成分で身体に栄養を運ぶ働きがあります。ミトコンドリアに栄養を送るためにも、は必要不可欠な栄養となります。

普段から冷えやすい方は鉄が不足しているかもしれませんよ。

鉄が取れる食べ物

鉄が摂れる食べ物で代表的なものが、『レバー』です。そのほかにも赤身のお肉、小松菜、ほうれん草などがあげられます。

亜鉛が摂れる食べ物

亜鉛が摂れる食べ物で代表的なものが『牡蠣』です。そのほかにも豚レバー、切り干し大根、貝類、ナッツ類、海藻類などがあげられます。

マグネシウムが摂れる食べ物

マグネシウムが摂れる食べ物で代表的なものが『あおさ』です。そのほかにも、ひじき、のり、ワカメなどの海藻類、ナッツ類、玄米などの穀類などがあげられます。

 

まとめ

ただ食べないだけのダイエットは必ずリバウンドや体調を崩してしまいます。ミトコンドリアが唯一脂肪を燃やしてくれる器官という事を理解して、ミトコンドリアの為の行動を増やしてみてはいかがでしょうか?♪

ビタミンB群、鉄、マグネシウム、亜鉛、タンパク質などの栄養を意識して、運動習慣を増やし筋肉を動かし、ファスティングで腸内環境を整えていきましょう!

当サロンでは、お身体の歪みを整えるだけでなく、お客様一人一人のライフスタイルに合わせて栄養指導も行っております。姿勢を良くしたい方や綺麗に痩せたい方は『骨盤ストレッチ整体b』にお越しください♪

 

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